「ワインって種類が多いし、どれがいいのかさっぱりわかんない!」
30数年前まで私もこんな感じでした。
今では偉そうにワインを教える立場に。
ワイン嫌いだったからこそ初心者の目線でワインを教える事が出来るのです。
高い月謝を払ってワイン教室に行ったり、高いワインを買う必要無し!
ワイン初心者の貴方は知らず知らずに「人生の損」をしたりしているのです。
ワインの教科書を読んでフランスのグランクリュの格付けやシャトーを覚えたりする前に、まずは安く買って飲んでみてください。
知識は後から付いてくるし、よっぽど早く身に付きますよ。
目次
ワインを安く買う
量販店といっても様々ですが、ここでいう量販店とは、近所のスーパーマーケット、ショッピングモール、コンビニ、通販をさします。気軽にいつもの夕飯のおかずと一緒に買うイメージです。
ワイン専門店などで高いワインを買う必要はありません(あくまでも初心者向けのメッセージです)!
まずは、ワインを気軽に飲まなければ話になりません。
どこで買えばいいの?よく聞かれますが、ワインの選び方は正直、難しい。なぜ難しいかって?難しい店に行くから難しいのです。・・・当たり前(笑)
その「当たり前」が、ワインの知識の「壁」になっているのです。
「何、すっぱい、2、000円もしたのに!」「あ~!このコルク、固い!開かない!!」
高くても美味しければいいんだけど、そうでもないワインが多い!
コルク栓も乾燥してたりするとボロボロになったり、固くて悪戦苦闘!
失敗して台無し”(-“”-)”なんてこと良くある話し!
580円とか、800円台・・・1000円以下で十分。
しかもここ数年、コルク→「スクリューキャップ」が増えています。
★欧米の高級ワイナリーも環境面からスクリューキャップ化しています。
ただでさえ少ないお小遣い、お金がいくらあってもキリがない・・・・
ワインは1000円前後で充分
1000円前後というか、380円とか580円・・・量販店の特売でよくあります。それで充分。チリワイン、イタリアワイン、カリフォルニアワインに多いです。
チリワインを買いましょう
ワインの勉強を始めると、必ず通らなくてはいけない道、それはワインの種類を覚えることです。
高い欧米、特にフランスワインの品種の勉強をするには、そのワインを「試飲」するために、身銭を切ったり、決して安くはない授業料のワイン教室に通ったりするのです。
大手量販店には、主だったブドウ品種のワインがほぼ揃っています。
大型容器のワインを買いましょう
そして、量販店に行くと必ず置いてあるのが、この大型容器のワイン。実はおススメです。ブドウの品種を如実に現した美味しくてリーズナブルなワインが多いのです。
これは、BIB(バッグインボックス)のワインと言って、中のシュリンクパックにワインが封入されており、空気が入らず、酸化しにくい状態で売られています。
1ヶ月は日持ちしますので安心です。3L~5Lちょっと重いので通販で利用する方が多いです。
ジャケット買い
迷ったら、かわいいラベルのワインを買ってみたら?最悪ラベルのコレクションが楽しいし、可愛いラベルのものって案外美味しくておススメです。
ひと通り飲んだら、インターネットや本でその品種一覧を確認。
そのワインの故郷を地図で確認
ココ重要!ワインを手に入れたら、一緒にワインの生産地の「地図」を眺めることがポイントです。知識がつながります。ビジュアルでわかるようになってきます。
★ちょっとここがめんどくさいかも・・・でも大きなポイント!
ワインアドバイザー(日本ソムリエ協会認定)の試験は地図から出題されます。
ブドウの品種を覚える
赤ワインのブドウ品種
・カベルネソーヴィニョン ・メルロー ・シラー ・ピノノアール・・・・・
白ワインのブドウ品種
・シャルドネ ・セミヨン ・ソーヴィニョンブラン ・甲州・・・・・
ワイングッズを揃える
バキュヴァン(保存用の空気抜き)を買う
これもよくある質問です。
結論、あまり持ちません。が、2~3日だったら、冷蔵庫に立てて置けばOK。
「小瓶に移す」とか教習本には書いてあるけど、現実的ではありません。
一番いいのは、ワインのボトル内の空気を真空にする「道具」を使うこと。
2000円前後で買えて、一生もので使えます。
あまりそこらのワイン通を自負する人でも意外と持ってないのがこれ。
ソムリエナイフを買う
これも1000円前後からピンキリだけどワインを始めるなら必須アイテム。
習うより慣れろ・・・ということで動画も添付しますので、実践してみてくださいね。出来た時点でワイン通ですよ。
普段の食事で楽しく飲む
ワインを特別な飲み物と思って扱っていたらいつまでたっても身につきません。楽しく飲まなければ長続きしません。
普段の夕食のおかず、惣菜、おつまみに気軽に合わせて飲みましょう。お高く留まる必要はありません。
ワイン伝統国でのワインは、水替わりに飲まれています。真似とまでは言いませんが、気軽に開けてください。
ピザにワイン!ナポリピッツアなんて最高の組み合わせです!!
①ワインを安く買う。
「ワイン」は量販店(スーパーマーケットなど)で買うべし!
ワインは1000円前後で充分
チリやイタリア、カリフォルニアが安くて勉強になります。
大型容器のワインもおススメです
ジャケット買いしてみよう
②そのワインの故郷を地図で確認
③ブドウの品種を覚える
赤ワイン用のブドウ品種
白ワイン用のブドウ品種
④ワイングッズを揃える
バキュヴァン(保存用の空気抜き)を買う。
ソムリエナイフを買う。
普段の食事で楽しく飲む
庶民の方、初心者向けに執筆しました。
ワインは1000円前後で充分というところは賛否両論あるかもしれません。いきなり高級なフランスワインから始めるというのも財力のある羨ましい方であれば、間違いではありません。